経済活動拡大に伴う環境問題は、もはや避けて通ることのできない重要課題です。
それに伴う河川・道路工事から排出される汚濁水の処理浄化機械を研究・開発するために2007年3月、「汚濁水フィルター処理技術研究会」は発足しました。
大切な水の品質を確保するために私たちができることをもって地球環境の保全に取り組みます。
高分子フィルターの構造は、ろ過時に表層側となる多孔質層から裏面の下部繊維層に向かって空隙率が高くなるように密度勾配をつけることにより、微細な懸濁物質であっても多孔質層の表面で捕捉してろ過することができると共にろ過水を下部繊維層から速やかに排出できるようにしてあります。
各層の役割
(1)表層
スクラム構造を有する多孔質層により表面部で懸濁物を捕捉して、内部への侵入を阻止し目詰まりを防止する役割をします。
(2)支持層-1
表層のスクラム構造の作用膜を下支えする層で、表層空隙率の3倍程度の密度で設計してあります。
(3)支持層-2
ネット、単線等の補強材を内包した層でありフィルターモジュールの引っ張り強度を確保する目的で設計してあります。
(4)基材
下部繊維層の役割は平膜として厚みと強度を保持し、さらにクッション性を発現させることで外的洗浄方法のブラシ洗浄や洗浄機による洗浄、スクレーパ等の掻き取り等により表層の作用膜を痛めないようにするためです。
さらには繊維系と空隙率をその他の層より大に取ることによりろ過水の通水性の確保とフィルター内部に侵入した懸濁物を効果的に移動排出させます。
2023-05-11 会員名簿を更新しました。
2022-05-12 会員名簿を更新しました。
2022-04-12 会員名簿を更新しました。
2021-01-25 会員名簿を更新しました。
2020-07-20 会員名簿を更新しました。
2020-04-21 会員名簿を更新しました。
2019-05-30 会員名簿を更新しました。
2019-05-17 会員名簿を更新しました。
2018-05-28 会員名簿を更新しました。
2018-03-12 ホームページをリニューアルいたしました。
強酸性水処理設備として常設
湧水に消石灰を添加した後、高分子フィルターでろ過をする処理方法でろ過水の水質分析を行なったところ、良好な結果が得られたため強酸性水処理設備としてミズコシタロウと凝集沈殿装置を組み合わせて現地に常設することになりました。
山陽自動車道山口ジャンクション
A・B洋燈橋工事
ジャンクション改良工事において高欄をワイヤーソー及びブレードで切断する時に発生する濁水をミズコシタロウでろ過処理し、切断用冷却水として再利用しました。
トンネル工事に伴う濁水処理の
データ測定
トンネル工事で発生する濁水処理において従来技術の凝集沈殿方法とミズコシタロウを組合わせた場合、SSが効果的に低下し、ろ過量も確保できるかを現場で実機を運転してデータ測定を行いました。
常磐自動車道 いわき管内舗装
補修工事
舗装版をウォータージェットで取壊した時に発生する濁水をミズコシタロウでろ過処理し、PH調整機で中和処理して河川に放流しました。
 
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